2022年10月4日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム知事は、バイデン政権がグアムに資源を投入すると大統領顧問の一人が話したことを受け、グアムの新しい病院建設費などの支援を要請する予定であると述べた。ワシントンDCで開催された太平洋諸島サミットから今週帰国したグアム知事は、国家安全保障会議の大統領副補佐官兼インド太平洋問題調整官であるカート・キャンベル氏と話したという。

 

グアム知事は月曜日に、「キャンベル氏は現政権が計画していることだと知らせてくれた」と述べ、キャンベル氏とのフォローアップの話し合いが行われることを期待すると付け加えた。グアム知事は、なぜ政権がグアムへの支援を強化したいのかはわからないとしながらも、グアムをこの地域の重要なプレーヤーとして認識していること、またグアム知事が太平洋諸島諸国と良好な関係を築いていることにあるだろうと述べた。

 

先週の米国太平洋島嶼国サミットで、グアム知事がアントニー・ブリンケン国務長官の隣の席に座ったのは、こうした要因が関係しているのだろうと言う。「これは、存在感とランク付けという意味で、とても重要なことです」とグアム知事は述べた。

 

グアム知事は、グアムに退役軍人サービス処理センターを設置することを含め、退役軍人サービスの改善について、引き続き政権に働きかけていく意向を示した。また、グアムのインフラや経済状況を改善するためのニーズについても話すつもりであるとしている。グアムには、労働力開発および医療へのさらなる支援が必要であり、これにはメディケイドへのさらなる資金援助も含まれるとしている。また、グアムには地域からの移民の影響があるため、そのための資金援助も必要であると、グアム知事は述べた。

 

昨年10月のグアムの法律により、グアム知事は、新しいグアム記念病院とグアム保健省、グアム行動保健・健康センターのための新しい施設を含む新しい政府医療センターの資金調達、設計、建設のための契約に署名することができるようになった。この法律では、最長40年間、年間3500万ドルまでのリース料が認められている。

 

2019年11月に既存のグアムメモリアル病院(GMH)施設を評価した米陸軍工兵隊は、グアムが現施設の改修に7億6100万ドルを費やす代わりに、約7億4300万ドルをかけて代替病院を建設するよう勧告している。


最先端の医療設備を備えた
グアムになることを願います。

 

コロナ禍に何度も使用してきたグアムメモリアル病院の写真を嬉しいニュースで使うことができました。医療の問題を抱えるグアムにとって、地政学的に重要な位置にあること、太平洋地域の要で近隣の島からの人々を受け入れていること、沖縄からの海兵隊移転が進行していること、さらにコロナ禍での施設、設備、マンパワー両面でのキャパシティとクオリティが十分でないことなどを鑑みても施設のアップグレードは急務であることを連邦が認識したということですね。

 

検査機関や機材の不足など、専門分野の医師不足など、グアムに在住していると不安要素は多々感じられます。そのせいで、年配になると医療体制を理由にグアムを離れる人も多いです。愛すべき南国の暮らしとともに人生を送ってきて引退後グアム島を離れることを余儀なくされるのは悲しいことです。医療体制が整い、将来への不安を抱えることなく安心して日々を遅れるように早くなってほしいですね。

 

 

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