2022年11月6日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム政府によるグアムリージョナルメディカルシティ(GRMC)の買収は、最近、グアムコミュニティで話題になったアイデア。私たちはすべての人の意見を代弁することはできませんが、この案に対する読者の反応は芳しくなく、多くの人が私立病院をグアム政府が買収する可能性に不安を抱いているようだ。グアム・メモリアル病院を維持するのに苦労しているのに、民間病院を適切に維持する能力があるのかという疑問は、ソーシャルメディアのフォロワーから当然のように寄せられた。

 

さらに、COVID-19の症例が急増する中で、GRMCが追加的な病院施設として重要な役割を果たしたことは周知の事実。GMHが満床になったとき、GRMCは支援に回った。このパートナーシップは、グアムがより良い近代的な病院を必要としているだけではなく、より多くの患者さんに対応できる追加施設を必要としていることを証明している。

 

限られた財源の中で、グアム政府は、どのような長期的な選択肢がグアム全体に最も貢献できるかを考えなければならず、これには、連邦政府や国防総省との協力関係の機会も十分に考慮する必要がある。

 

米国陸軍工兵隊が提供した費用見積もりでは、GMHの適切な改修は、ゼロから新しい施設を建設するより多くの費用がかかる可能性があるため、グアム政府は最も費用対効果の高い、長期の選択肢を進めていく必要がある。

 

 

近代化されたサービスを提供できる新しい医療施設によってグアムがより良くなるのか、それとも、何十年も前の問題を抱えた老朽化した施設のアップグレードに何億ドルも費やすリスクを冒すのか?

 

グアムの人々の医療ニーズを計画する際、最も低コストで迅速な方法が選択されるとは限らない。グアム島民は、グアムの不十分な医療にあまりにも長い間苦しんできた。あまりにも多くの家族が、高価な救命医療を自国から遠く離れた病院や専門家に求めることを余儀なくされてきた。

 

今こそグアムは、この地域の医療ニーズに応えるため、病人にサービスを提供するサービスや専門家、そして医療従事者の労働力を構築するために必要な教育プログラムを構築すべき時なのではないか。


島民の安心、信頼を得られる
行政サービスに向けて進んで欲しい。

GRMCのグアム政府による買収というのは、火曜日控えるジェネラルエレクションのグアム知事候補であるカマチョ陣営が先週ぐらいに言い始めたアイデア(その時の記事はこちら)のようですが、やはり市民の反応は悪いのですね。私もその記事に触れた時、直感的に違和感を感じたことを以前の記事で書かせてもらいました。

 

何か手続きをしようとしても、いつも何らかの行政の不備に出くわします。利用者目線で改善をする問題意識の欠如を感じることがたびたびあります。安定的に最新できめ細やかな医療の提供、グアムの経済や社会活動を後押しする行政サービス、それぞれの究極の目的を実現するための方策、改善に絶え間なく取り組む必要があることをそれぞれの行政機関には再認識してくれるといいですね。

 

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