2022年12月18日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム知事が法案357に署名し、グアム電力公社(GPA)の顧客は、エネルギー料金がさらに500ドル軽減されることになる。金曜日の午後に議会で承認されたこの法案は、12月から4月まで、月100ドルの電力クレジットが付与される。前回、電力料金に直接適用された控除は、7月に始まり11月に終了した。

 

今回のラウンドは、前年度に集められた4700万ドルの未消化の余剰税収のうち、2638万ドルを財源としている。
電力コストの上昇に苦しむグアムの人々を支援するために、さらなる救済が必要であることを認識しているとし、現行のプログラムを延長することで、GPAの顧客が、このホリデーシーズン中も引き続きプログラムの恩恵を受け続けることをができる。

 


500ドルの電気代支援は嬉しいけど、
それだけでは持続可能な
経済活動には繋がらないような……

 

5日ほど前の「グアムの朝刊」でこの法案が通りそうだという記事を書きましたが、やはり知事はサインしたのですね。フードスタンプと呼ばれる低所得者向けの食糧支援も10月1日に、インフレ率に基づき12.5%増額され、来年度もさらに増額されるようです。

 

いずれも応急措置で産業の育成や経済成長へはつながらないと思えるのですが…….。現在のグアムの構造的問題の根幹は半世紀に渡り育ててきた産業を保護するのか、混沌とした世界情勢のさまざまなリスクを軽減する新規産業への投資、流失した人材だけでなくグアムの優秀な人材に魅力的な産業の育成など、今すべきことは多いように思えるのですが…..どうなのでしょう。コロナ禍では身動きも経済活動もままならなかったので、応急処置が必要でしたが、回復を目指す今は持続可能な経済活動を構築する大切な時期で、今を逃すと出遅れ競争力が機会喪失に繋がりそうで心配です。

 

 

 

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