2023年1月23日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

日曜日、マイクロネシアモールに集まった住民たちは、グアム中華学校による恒例の獅子舞で旧正月を祝った。アジア文化にとって、旧正月は、アメリカの感謝祭、キリスト教のクリスマス、新年がひとつになったようなもの。中国では、5日間、7日間、誰もが休みになる。ここグアムでも旧正月がある他のアジアのコミュニティと一緒に旧正月を祝い、獅子舞ができるほど大きなコミュニティがあることはとても喜ばしい。

 

グアム中華学校の生徒たちは何十年もの間、「幸運を呼び、悪霊を追い払う」ために、さまざまな企業や学校の施設を巡って獅子舞を披露してきた。この踊りは、ニャンという名の獣が1年の最後の日に出てきて、村人を食べてしまうという話だそうだ。この獣は赤い色を怖がり、大きな音を嫌うということが、後に村人たちにわかった。だから、お正月には赤い服を着て、爆竹を鳴らして、大きな音を出して、獣を追い払う。

 

獅子舞は東アジアのコミュニティーの認知度を上げ、旧正月を一緒に祝うのに役立っている。「このような文化的なイベントを紹介し、実際に見てもらうことは、とても助けになります」とベトナム人のグエン氏は述べた。

 

息子のイアン・グエンさんは、結婚式や旧正月などの特別な行事に着用するベトナムの伝統的な衣装「アオザイ」を着て、「他のベトナム人家族がここにいること、他の人々がサポートしてくれること、他の人々の文化がサポートされていることを嬉しく思い、誇りに思います」と語った。


中華圏の人たちにとっても2023年がスタート、
みんなで良い年にしたいですね。

 

日本では旧正月を祝うしきたりはありませんが、アジア、東南アジアなどの中華圏では広く受け継がれていることをグアムに暮らし始めてから知りました。中華圏の人たちにとっても2023年が幕を開けたことになります。今年こそ、コロナ禍からの回復を願って、世界規模で平和ムードへ進むことを願っています。

 

2022年2月24日のロシア軍による東部ウクライナ・ドンバス地域への侵攻からまもなく1年が経とうとしています。この戦争をきっかけに世界の分断も明確になり、深まっているようにも思います。20世紀は資本主義が広まり、人権や権利の概念が共有されると多くの人が考えていたでしょうが、そうはならなかったという現実をまざまざと突きつけられています。2023年は価値観を共有しない国とどう向き合うのか、価値観の違う国々がどう協調できるのか、世界で考えるべき時のようにも思いますが、とてもそのような環境ではないですね。

 

 

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