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2023年2月9日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

アンダーソン空軍基地の滑走路には、戦闘機、ヘリコプター、貨物機などが国旗や飛行隊旗をたなびかせ整然と並び、現役軍人とその家族が、軍事演習「コープノース2023」の公式キックオフに感嘆の声を上げた。

 

1999年から毎年開催されているこの演習では、米国、日本、フランス、オーストラリアから軍人が集まり、インド太平洋地域での人道的・災害的救助活動の調整をしている。「自然災害が発生すると、インフラが破壊され、食料、水、燃料などの必需品へのアクセスにも影響が出ます。私たちのシナリオの多くは、このような緊急対応になります」と米空軍のジャレッド・パスレー大佐は語る。特にグアムは台風被害が多く、緊急医療や滑走路の迅速な修復などの技術を習得・向上させることになるという。この演習に伴い、グアム住民は今後数週間、上空を飛び、演習を行う多くの航空機を見聞きすることになる。

 

この訓練には、米国の空軍、海兵隊、水兵隊員約1000人と、航空自衛隊、オーストラリア空軍、フランス航空宇宙軍を合わせた約1000人が参加する。飛行場周辺では、参加国の軍服姿の隊員が飛行機に機材や物資を積み込み、緊急時に他の島へ届けるシミュレーションをする姿が見られた。

 

オーストラリア空軍のロバート・グラハム少佐は、「お互いがどのように機能しているか、どのように協力できるかを理解する必要があります。この演習では、10カ所、約2,000マイルに及ぶ地域をカバーするため、通信と協力のためのロジスティクスに焦点を当てることが重要です」と述べる。

 

コープノースは2月24日まで行われ、アンダーセン空軍基地、アントニオ・B・ウォン・パット・グアム国際空港、CNMI、ヤップ、パラオ、日本で実施される。この演習は、1978年に日本の三沢基地で四半期ごとに開催される二国間演習として始まった。


演習でグアムを訪れる世界の人に
楽しい休息日を提供し続けたいですね。

 

コープ・ノースと言えば例年開催される日米豪共同訓練のことですよね。昨年は観光業が再開されていなかったので、演習関係者がとても目立っていたように記憶しています。「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化、参加国間の相互運用性の向上を図る演習ということで、近年はフラ ンス及びカナダなども加わり人道支援・災害救援活動に係る共同訓練を実施しているからか、関係者の顔ぶれも年々多彩になっています。地政学的重要性が高まるグアムはこの演習の拠点になっているようです。演習に訪れた世界の人たちにもグアムの良さや楽しさを知ってもらうためにも、豊かな観光資源を残したいですね。

 

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