2023年3月23日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)の速報値では、2月の入国者数は56,141人で、1年前の7,096人から大幅に増加したものの、パンデミック以前の数字と比べると59%減少。今年度最初の5ヶ月間の総入国者数は249,150人となり、今年度修正予想670,000人の37%に相当する。つまり、GVBが修正予想を達成するためには、3月から9月までの平均入国者数が毎月6万人強になる必要がある。ちなみに1月の入国者数は56,683人だった。

 

GVBの副局長は、「我々は多くのイベントやアクティビティが復活するにつれて、夏までに回復する可能性のある、緩やかな回復を予想している」と水曜日に述べた。GVBの局長はカリフォルニア州サンディエゴで開催された「CHamoruフェスティバル」に参加した。GVBの代表的なイベントである「Ko’Ko’ Road Race」は4月16日に復活し、パンデミックで中止された村祭りのほとんどすべてが今年も開催される。次の大きなイベントは、4月28日から30日にかけて行われるメリッソのクラブ祭り。

 

また、ペレス氏は「GVBは、航空会社、旅行業界、産業界のパートナーと協力し、グアムの観光復興への取り組みを強化していきます」と述べた。

 

心強い兆し
COVID-19前に見られた光景の一部ではあるが、人気観光スポット、レストラン、ショッピングモールでは、少なくとも2023年度の初めから、主に韓国人観光客をよく見られるようになった。業界関係者は観光業の完全な回復には何年もかかるとみている。韓国人観光客はグアムの観光回復の原動力となっており、先月の到着者数の67%、37,477人となった。

 

また、ユナイテッド航空や日本航空などの運航再開や増便、日本が5月8日からCOVID-19をインフルエンザなどの一般的な感染症に格下げすることを決めたことで、今後数ヶ月で日本の到着が活発化するという楽観的な意見もある。

 

先月の日本からの入国者数は6,191人で、2019年2月の58,774人に比べればわずか。ハワイまたは米国本土からの2月の到着数は7,983人で前年比154%増に達し、フィリピンからの到着数は1,259人で前年比322%増となった。ハワイ・米国とフィリピンからの最近の月間到着数は、すでに流行前のレベルに戻っている。2月の台湾からの入国者数はわずか81人。パンデミック前の2019年2月には2,535人だった。

 

演習に連動した軍の入島やCOVID-19の開始以来初のクルーズ船の到着を含めた最新の月間速報値では、到着数が月間で56,000人を超えたのは2020年3月以来2度目となる。会計年度累計では前年同期比508%増、暦年累計では前年同期比598%増となった。

2023年度の月別到着者数は以下の通りです。
2022年10月:40,934人
2022年11月:39,852人
2022年12月:55,540人
2023年1月:56,683人
2023年2月:56,141人

 

2月のGVBのビジター調査の結果、到着者の64.6%が観光や休暇、5%が医療上の理由、3.8%が政府または軍の仕事であった。残りは友人や家族を訪問するためにグアムに来た。47%は初めてグアムを訪れた人である。また、2月の旅行者の44%がグアムで平均4泊し、人数は平均3〜4人であった。


多くの来島者を魅了するために
知恵をだしてがんばりましょう!

今日の記事は比較的有益な数字が並び今の私たちの立ち位置がわかりやすくよかったです。いくら前年度比と比べられても回復率だけが大きくなり、結局のところ意味がなくわからずじまいで参考にならず、煙に巻かれたみたいな記事をよく見てきましたから…..。

 

観光業の回復の確かな手応えを感じるものの、コロナ前の40%程度、日本人来島者に限っていえば10%弱、ここが今の私たちの現在地なのです。それぞれの企業で違いはあるでしょうが、単純に考えてコロナ前の40%もしくは10%の営業利益で会社の経費がまかなえますか?コロナ前の40%のスタッフが確保できていますか?さまざまな問題がありますが、ここが正念場、確かな回復の流れを確かなものにするために、新しいグアムを、グアムの底抜けの魅力を知恵を出し、どんどん発信していき、多くの来島者を魅了していきたいですね。

 

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