2023年6月18日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

台風マワールの余波によるグアムの通信システムの状況について、グアム知事室の要請により、連邦通信委員会(FCC)から定期的な報告がなされなくなった。FCCによる最後の災害情報報告システムの更新は水曜日に行われ、グアムの携帯電話サイトの5つに1つが依然としてオフラインであり、約2000人の家庭やオフィスの顧客が電話、インターネット、テレビのサービスを受けられない状態であることが示された。

 

今回の要請は、電気通信に関する緊急支援機能を通じて行われ、グアムの無線サービスプロバイダーが復旧し、累積で50%の基準値を超えたことを報告したことを受けたもの。まだ断続的なサービスとなっているのは、最寄りのタワーサイトへの電力供給がないことによるもの。電力が回復すれば、タワーの位置もサービスを受けられるようになるとしている。

 

FCCのリリースによると、今回の決定はAdelupの要請を受け、国土安全保障省サイバーセキュリティおよびインフラストラクチャーセキュリティ局、連邦緊急事態管理庁と連携して行われた。電気通信事業者は被災地の通信状況に改善や後退などの大きな変化があった場合、FCCに報告するよう求められている。FCCの災害情報報告システムは、電気通信に影響を与える台風や事件のたびに起動される。

 

FCCと現地の通信事業者の両方が報告しているように、電力問題がマワールの影響による携帯電話サイトの停止の主な原因となっている。プロバイダーは、グアム島の脆弱な電力網が変動し続けているため、サービスの中断が予想されるとしている。

 

グアム電力公社(GTA)は金曜日の声明で、グアム島全体の電力系統に障害が発生し、木曜日の夜に広範囲で停電が発生したと述べた。さらにカブラス第1発電所は木曜日の午後、コンデンサーの冷却ラインの破裂により浸水した。

 

ドコモ・パシフィックの携帯サイトの一部は木曜日の夜にオフラインになったが、ドコモのスポークスパーソンは復旧とともにすべて自動的に戻ってきたと述べた。電力安定化の努力が続く中、サービス中断が発生する可能性があることを加入者に伝えている。

 

IT&Eのコンテンツスペシャリストは何かあれば、トラブルチケットを作成するため、できる限り早く停電を報告してくださいと述べている。IT&Eは、96%のセルサイトが稼働しているしている。


美しさを取り戻した海、
復旧を急ぐ施設が対比する

タモンビーチを散歩してきました。

ランチのお持ち帰りを電話でオーダーしても繋がらない、仕事の電話も繋がらない、LINEが繋がらないし聞こえない、クレジットカードが使えずキャッシュオンリーのお店がまだまだたくさん……原因は電力供給にあるとしてもこれだけ通信に問題があるのに報告をしなくていいって何だか不思議。さらにどうも台風直後のメールが遅延したり、届いていないことも最近多数発覚しています。通信にシフトしてきた生活が20年前に逆戻りしたように感じる今日この頃です。

 

今朝は久しぶりにタモン湾を散歩。ビーチフロントの施設の被害が多く、急ピッチで復旧作業をしているところもあれば、ワーカー不足なのか手付かずのところも目につきます。また、瓦礫やゴミが散乱しているところもあり、海は美しさを取り戻していますが、ビーチは清掃や復旧にまだしばらくかかりそうな気がします。

 

イパオビーチやマタパンビーチのアクセスは未だクローズされたまま。ホテルからビーチへのアクセスも閉鎖になっているところが多そうなので、目の前の海へも簡単に行けない場合もありそうです。どのホテルでビーチアクセスが可能か、また調べてみますね。

 

 

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