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2023年6月20日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

台風12号(Mawar)の被害を受けた家庭のために、公衆衛生社会サービス省(Department of Public Health and Social Services/DPHSS)は、災害時栄養補助プログラムの給付を開始した。このプログラムを受けるには、世帯人数と純所得の制限に基づき、所得と資産の制限がある。

 

例えば、1人世帯で月収が2,252ドルの場合、D-SNAPの給付金は415ドルになります。4人世帯で純所得が$3,432の場合、受給資格を得ると$1,385の給付を受けることができる。

 

世帯の所得制限は、申請者が経験した災害関連費用(衣類、家電製品、工具、教材など必要な身の回り品の交換、清掃費用、保管費用など)を考慮して調整される場合がある。DPHSSによると、食品ロスだけでも考慮されるとのこと。

 

グアム知事は、「本日、台風マワールの被害を受けた家族、特に電力がまだ復旧しておらず、家族を養うための食料保存に苦労している家族に対する追加的な財政支援を発表できることを誇りに思います」と月曜日に述べた。

 

グアム島民がD-SNAPの給付を申請できる場所は、3カ所用意されている。デデド、ハーモン、タモン、ジーゴの住民はマイクロネシアモールで、アガナハイツ、ハガッニャ、マンギラオ、モンモン=トト=マイテ、オルドット=チャランパゴ、ピティ、ヨナの住民はタムニングのGPOで申請するよう奨励されている; また、アガット、イナラハン、タロフォフォ、ウマタックの居住者は、イナラハンシニアシチズンセンターで申し込むことが推奨されている。

 

リリースによると、各会場では、申請者の姓に基づき、特定の日にちを世帯に割り当てている。スケジュールは以下の予定で実施される:

6月22日(木): AとBで始まる姓の方
6月23日(金):C、D
6月24日(土): E、F、G、H、I、J、K
6月25日(日) L、M、N
6月26日(月) O、P、Q、R
6月27日(火) S・T
6月28日(水) U、V、W、X、Y、Z、および指定された日を欠席した人。

 

各センターは営業時間が異なる:
マイクロネシアモール:木曜日午前10時~午後8時、金曜日と土曜日午前10時~午後7時、日曜日から水曜日午前10時~午後8時。
GPO:木曜日から土曜日は午前10時~午後8時、日曜日は午前10時~午後5時、月曜日から水曜日は午前10時~午後8時。
イナラハン・シニアシチズンセンター 毎日午前9時~午後6時。
承認された場合、個人は1ヶ月分の給付金しか受け取れない。D-SNAP給付金を申請するためにDPHSSに提出された自己証明書は、Food a Serviceが実施するあらゆる監査要件に従うものとする。


車やガレージの損傷など
家屋以外の修繕費は

基本的は自己負担しかなさそうです。

 

混乱の中で1日1日が過ぎていき、気づけば今月も20日なんですね。家屋に被害が遭った方や経済的に苦境にある方への手厚い支援が続々と発表され、何よりです。ただ、被災した中間層には厳しい状況になっています。FEMAの申請の対象は個人家屋が主で、例えばボコボコになった車やガレージなどは対象外。電気がないので電化製品の故障が確認できなかったり、毎日続く停電にいつ壊れるのかヒヤヒヤ。これらの台風被害を回復するのは個人負担になりそうです。

 

また、店舗などが被害にあったところは営業再開に向けての修復が必要ですが、こちらも低利融資以外に支援はなく、結局自己負担。そんな現実の中で、日本帰国を決めた人の話もポロポロ聞こえてきます。大きく分けて2タイプ。水電気のない生活にどうしても耐えられないタイプと今回の台風をきっかけに人生設計を見直すタイプ。いずれにしても仲間がグアムを去るのは寂しいものです。コロナ禍でもいくつかのお別れ会に参加しましたが、また台風後にもお別れ会が増えそうな予感。

 

 

 

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