台風から約4週間、ビーチで週末を過ごすローカルたち

2023年6月25日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)の関係者によると、台風12号(Mawar)から観光産業が回復するまでのスケジュールは、当初の予測よりも早まる可能性があるという。マワールがグアム島を襲った1週間後に発表された評価では、観光産業が壊滅的な被害から完全に回復するには24ヶ月から30ヶ月かかると見積もられていた。しかし、GVB観光リサーチ・戦略企画部長のニコ・フジカワ氏によると、データを再度調べた結果、月別訪問者数は最短4ヶ月で回復する可能性があるという。

 

台風と観光に関する過去のデータを基にしたマワール後の最初の報告書は、一つの大きな癖を見落としていたという。1997年のパカ台風以前、グアムの観光客数は約120万人だった。パカの後、訪問者数が同じピークに達したのは2016年だった。


日本の方は、停電や断水が
長引いていることを知りません。

 

台風からの回復が数年単位というのは長すぎる気がしていました。台風後、日本でのグアム台風被害の報道がほとんどないこともあって、電気や水、通信が何週間も途絶えていることすら知られていないのですから。どちらかと言うと、台風の影響はグアムサイドの受け皿の体制やキャパによるところが大きい気がしています。台風から数週間たって、日本の友人に「まだ電気がない」と言うと、驚かれてしまいます。目安10月ということであれば、コロナ後の回復軌道に戻れるのがその頃ということで、長いコロナ禍からの回復の道のりに回帰することになります。

 

観光業の動きは経済状況や国際状況、マーケティングや為替など複数の要因により変化するので、そもそも予測をするのは難しく、データ分析などの専門家でさえ一定の幅での予測しかできないでしょう。経済や国際環境、為替に至ってもだれにもコントロールできないので、できることを着々と進めるしかないですね。

 

台風後、閉鎖が続いているイパオとマタパンビーチですが、こちらも作業をしているようでもないのに利用できなくなっています。いつゲートが解除されるのか、映えスポットのモニュメントはどうなっているのか、ホテルロードの街灯は大丈夫かなども、ひと月後に迫る夏休みを前にしっかり整備を進めたいですね。

 

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