2023年7月4日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

台風マワールの後、住民が島中の指定された瓦礫置き場に投棄せざるを得なかった様々な有害廃棄物は、梱包されて島外に輸送されることになる。

 

グアム環境保護庁によると、グアム環境保護庁は瓦礫処理場に山積みになっているバッテリー、蛍光灯、掃除用具、ペンキ、シンナー、油などの家庭用有害廃棄物を処理するため、連邦政府から500万ドルを受け取っている。月曜日の時点では、瓦礫処理場での汚染物質の大きな漏出は報告されていない。廃棄物の処理は、米国環境保護庁(EPA)が廃棄物処理のために招聘した島外の業者、EQM Inc.が行っているという。

 

デデドにある指定廃棄物処理場の職員は、食用油のようなものを小さなペットボトルから大きなドラム缶に注いでいるのが見られた。施設の一角には、クリーナーや洗濯洗剤の山が散乱していた。ほぼ毎日、分類され、処理され、梱包され、出荷される準備が整えており驚くほどの量のゴミが出た。

 

特に白物家電の取り扱いには、一般的にフレオンと呼ばれるさまざまな有毒冷媒が含まれている。グアムEPAの職員が自らフロンを安全に除去することは不可能であるため、各家電製品はそれぞれの現場にきちんと並べられ、開封して排出されなければならない。コンプレッサーのある白物家電からフロンを除去するのは、請負業者にも責任があり、冷蔵庫や冷凍庫、エアコン、ウォータークーラーなどがそれにあたる。

 

処理されたすべての有害廃棄物の処分には期限があるが、グアムEPAは、住民が持ち込む大量のゴミへの対応を続けていた。山積みになった様々な白物家電からフロンが取り除かれたら、リサイクルか廃棄のために別の業者に処理を依頼しなければならない。白物家電は、蓄積された金属の多くとともに、レイヨンごみ処理場には捨てることはできない。

 

デデドの旧搬送ステーションとバリガダの旧ティヤン・カーニバル会場の瓦礫処理場は月曜日に操業を終了した。イパオ・ポイント・サイトは8月3日まで、平日は午後4時から6時まで、週末は午前9時から午後6時まで稼働する。


スーパー台風の影響はさまざまなかたちで
この夏のイベントなどにも影響しそうです。

あの大量の瓦礫の山を見るたびに、どう処理されるのかと思ってましたが、パーツまで分類されものによっては島外に輸送されるのですね。これからが大変ですね。島内のリサイクル問題も今回を機にもっと仕組みを知りたいですね。

 

今日はアメリカの独立記念日でグアムも祝日です。776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、花火打ち上げや屋外コンサートなどさまざまなイベントが行われるのが恒例ですが、台風に見舞われた今年はそのような情報は聞こえてきません。なんだかとっても静かな1日になっています。

 

今月は7月21日に解放記念日(Liberation Day)も控えています。1944年7月21日、旧日本軍の占領下に置かれていたグアムが、再びアメリカ領へと取り戻された日をグアム解放記念日とし、毎年戦争で命を落とされた人々を思い敬い、そしてグアムが解放された事を祝いパレードやカーニバルが開催されます。今年はパレードでなく、ブースが立ち並ぶ歩行者天国的なものになるようです。台風マワールの影響で今年に夏のイベントは装いを変えて行われるようですね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!